本流バイブレーション戦略 その2
2024.03.25.Mon.22:38
さて、今回は犀川でのバイブレーションが有効になる地形や流れを
ピックアップしてみました。
■対岸付近
バイブレーションは遠投しやすいが故に、対岸付近の上流に届きやすいです。
ウェーディングする側から対岸付近を見ると、流芯だったり掘れていることがあり
底に到達させてからの探りやすさがあります。
ヒット率はそれほど高くはないですが、遠投でのヒットはかなり嬉しいです。
■対岸のテトラ付近
普通のルアーでは根掛かりが怖くてタイトに攻めにくいですが、
バイブレーションだと根掛かりが少ない印象です。
これも飛距離を出しやすいのと底に到達しやすい事が恩恵となっており、
掘れていてもバイブレーションなら何とかなる事が多いです。
■水中段差の陰
水中段差のエッジならばどのルアーでも攻めやすいですが、
段差の裏にある深場は、普通のルアーの多くが浮いてしまいます。
しかし、バイブレーションは急に深くなった段差の奥にも到達し、
底に控えているトラウトにもアピールしやすいです。
バイブレーションが最も活躍しやすい地形の一つだと思っています。
■橋脚付近
橋脚周りは掘れていて、上記のような段差になっている事がよくあります。
そうした地形でも探りやすいのがバイブレーションです。
橋脚周りは深場の中でも特に深いのですが、
その掘れている部分にも到達させやすいです。
■強い流れ
シンキングミノーですら探りにくいような強い流れでも、
バイブレーションならば底にへばり着く魚の目の前を泳がせやすいです。
しかし、ヒットを誘うアピール力はミノーに比べて弱い印象です。
■流れの落ち込みからの集約
今や少なくなっていますが、目に見える段差から
ゆるい滝のように流れが落ちている個所があります。
トラウトは流れの集約個所に定位しているとすると、
その複雑な水流でもボトムを安定して攻めらせるのがバイブレーションです。
■プールの後方や瀬尻
以前も解説した事がありますが、
プール状の深場の後方には水深が浅くなっているため
魚の口にエサが集まりやすく、よいポイントになっていることがあります。
また、強い流れの瀬尻は、普通のルアーだと浮きやすいため
バイブレーションで効率よく探れる事が多いです。
■流れがぶつかる側
流れがぶつかる流芯側に立った時、
普通のルアーだと底まで沈める事が困難です。
そういう時に着底させて活躍しやすいのが、バイブレーションです。
今回は簡単にバイブレーションが活躍しやすい環境を取り上げましたが、
次回はその攻め方を解説していきます。
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ピックアップしてみました。
■対岸付近
バイブレーションは遠投しやすいが故に、対岸付近の上流に届きやすいです。
ウェーディングする側から対岸付近を見ると、流芯だったり掘れていることがあり
底に到達させてからの探りやすさがあります。
ヒット率はそれほど高くはないですが、遠投でのヒットはかなり嬉しいです。
■対岸のテトラ付近
普通のルアーでは根掛かりが怖くてタイトに攻めにくいですが、
バイブレーションだと根掛かりが少ない印象です。
これも飛距離を出しやすいのと底に到達しやすい事が恩恵となっており、
掘れていてもバイブレーションなら何とかなる事が多いです。
■水中段差の陰
水中段差のエッジならばどのルアーでも攻めやすいですが、
段差の裏にある深場は、普通のルアーの多くが浮いてしまいます。
しかし、バイブレーションは急に深くなった段差の奥にも到達し、
底に控えているトラウトにもアピールしやすいです。
バイブレーションが最も活躍しやすい地形の一つだと思っています。
■橋脚付近
橋脚周りは掘れていて、上記のような段差になっている事がよくあります。
そうした地形でも探りやすいのがバイブレーションです。
橋脚周りは深場の中でも特に深いのですが、
その掘れている部分にも到達させやすいです。
■強い流れ
シンキングミノーですら探りにくいような強い流れでも、
バイブレーションならば底にへばり着く魚の目の前を泳がせやすいです。
しかし、ヒットを誘うアピール力はミノーに比べて弱い印象です。
■流れの落ち込みからの集約
今や少なくなっていますが、目に見える段差から
ゆるい滝のように流れが落ちている個所があります。
トラウトは流れの集約個所に定位しているとすると、
その複雑な水流でもボトムを安定して攻めらせるのがバイブレーションです。
■プールの後方や瀬尻
以前も解説した事がありますが、
プール状の深場の後方には水深が浅くなっているため
魚の口にエサが集まりやすく、よいポイントになっていることがあります。
また、強い流れの瀬尻は、普通のルアーだと浮きやすいため
バイブレーションで効率よく探れる事が多いです。
■流れがぶつかる側
流れがぶつかる流芯側に立った時、
普通のルアーだと底まで沈める事が困難です。
そういう時に着底させて活躍しやすいのが、バイブレーションです。
今回は簡単にバイブレーションが活躍しやすい環境を取り上げましたが、
次回はその攻め方を解説していきます。
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本流バイブレーション戦略 その1
2024.03.16.Sat.23:19
さて、今回は犀川でのバイブレーションの有効性と使い方を
解説するもので、自分の知る限りを書いたものになります。
■はじめに
これまで、ところどころでバイブレーションの使い方を解説してきました。
しかしながら、これまでの解説をまとめて分かりやすくして
何かしら参考になるようなヒントを出せればと思いました。
解説には重複しているところも多く出てきますが、
これがきっかけで貴重な1本に繋がればと思います。
レンジバイブ70ESのリフト&フォールでヒット
■個人的な使用率は、ちょっと低い
釣行の記事でヒットした時は出していますが、
スプーンやミノーに比べたら、使用頻度は低いです。
それでも、釣行中はミノー⇒スプーン⇒バイブレーションの順で探る事が多いです。
これまでとは違う動きによってヒットに繋がった経験が多く、
成功した時は、何故か?他のルアーよりも喜びが大きいです。
小型のブラウンですが、嬉しい1本です。
■バイブレーションの利点
対岸まで40~50mほどあるような対岸ギリギリを効率よく探る際に
目的地点まで飛びやすく底にしっかり到達しやすいです。
自分がよくやっている底波ドリフトもやりやすく、底の形状を把握しやすいです。
また、水中段差がある深場を攻める時に、
水流にあおられにくく、ボトムを攻めやすくなっています。
特に強い水流があるポイントについては、厚い流れを突破して底に到達しやすいです。
水中段差のボトムでヒットしたニジマス
■個人的な使用の多くは、レンジバイブ
これまでに、トラウト用のバイブレーションは何種類も発売されてきましたが、
何だかんだでレンジバイブばかりを使っています。
その理由は、重くて底を攻めやすいにもかかわらず、左右の動きがきちんと出ます。
あと、好きなカラーが出ていて欠品が少ないのも、
レンジバイブを選んでいる理由の一つかも知れません。
ネットを探すと、珍しいカラーが沢山出ています。
■重視しているのは?
自分がバイブレーションを選ぶ際に重視しているのは、
フォール中でも左右にしっかり泳いでいる事です。
テンションフォールさせると、大体のバイブレーションは左右に動いていますが、
スレたトラウトほど動きが悪いルアーを見切ってきます。
あと、底を攻めやすくて感度がよく
様々な水流にあおられても、泳ぎが安定しやすいものが良いです。
■バス用バイブレーションでも釣れるのか?
これはよく聞かれますが、はっきり言ってバス用でも十分に釣れます。
水の切れがよく、フォールのアピール力があって流れに強いものは使えます。
ただし、ラトルが入っていて、その音がうるさいものは、魚が逃げる気がします。
メタルバイブも含めて犀川で活躍しますが、
個人的には他ジャンルからの流用ルアーは、あまり使いっていません。
トラウト用ルアーを盛り上げていきたいと思っているからです。
バス用のメタルバイブで釣れたブラウン
丸飲みすると逃しませんが、バラしが多くて今では使っていません。
■大きさとか
自分は、レンジバイブの45ESから80ESまで使いました。
すると、80ESはトラウトが追ってくるものの、なかなか食ってきませんでした。
自分の考えでは、ミノーよりも泳ぎのアピール力が強いため、
あまり大きなバイブレーションはヒットしにくい印象です。
45ESではヒットしやすい場面が結構ありましたが、
フックが小さくなる分、口が切れてバラしやすくなると思って避けています。
結果的に、55ESと70ESしか使わなくなりました。
上がレンジバイブ70ESで下が55ES
■釣れるカラーは?
色々なカラーを使いまくった結果、ミノーの効果とあまり変わらない印象です。
ですので、クリアーな水質では目立ち過ぎないカラーで、
濁っている時は派手なカラーという一般的な選択でよいのではないでしょうか。
ミノーと同じく、スレている印象があるポイントほど、
シルエットをはっきりさせないカラーがよいと思っています。
それでも、赤が入っている、もしくはアカキン系の使用頻度が多いです。
アカキンのホロでのヒット
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■はじめに
これまで、ところどころでバイブレーションの使い方を解説してきました。
しかしながら、これまでの解説をまとめて分かりやすくして
何かしら参考になるようなヒントを出せればと思いました。
解説には重複しているところも多く出てきますが、
これがきっかけで貴重な1本に繋がればと思います。
レンジバイブ70ESのリフト&フォールでヒット
■個人的な使用率は、ちょっと低い
釣行の記事でヒットした時は出していますが、
スプーンやミノーに比べたら、使用頻度は低いです。
それでも、釣行中はミノー⇒スプーン⇒バイブレーションの順で探る事が多いです。
これまでとは違う動きによってヒットに繋がった経験が多く、
成功した時は、何故か?他のルアーよりも喜びが大きいです。
小型のブラウンですが、嬉しい1本です。
■バイブレーションの利点
対岸まで40~50mほどあるような対岸ギリギリを効率よく探る際に
目的地点まで飛びやすく底にしっかり到達しやすいです。
自分がよくやっている底波ドリフトもやりやすく、底の形状を把握しやすいです。
また、水中段差がある深場を攻める時に、
水流にあおられにくく、ボトムを攻めやすくなっています。
特に強い水流があるポイントについては、厚い流れを突破して底に到達しやすいです。
水中段差のボトムでヒットしたニジマス
■個人的な使用の多くは、レンジバイブ
これまでに、トラウト用のバイブレーションは何種類も発売されてきましたが、
何だかんだでレンジバイブばかりを使っています。
その理由は、重くて底を攻めやすいにもかかわらず、左右の動きがきちんと出ます。
あと、好きなカラーが出ていて欠品が少ないのも、
レンジバイブを選んでいる理由の一つかも知れません。
ネットを探すと、珍しいカラーが沢山出ています。
■重視しているのは?
自分がバイブレーションを選ぶ際に重視しているのは、
フォール中でも左右にしっかり泳いでいる事です。
テンションフォールさせると、大体のバイブレーションは左右に動いていますが、
スレたトラウトほど動きが悪いルアーを見切ってきます。
あと、底を攻めやすくて感度がよく
様々な水流にあおられても、泳ぎが安定しやすいものが良いです。
■バス用バイブレーションでも釣れるのか?
これはよく聞かれますが、はっきり言ってバス用でも十分に釣れます。
水の切れがよく、フォールのアピール力があって流れに強いものは使えます。
ただし、ラトルが入っていて、その音がうるさいものは、魚が逃げる気がします。
メタルバイブも含めて犀川で活躍しますが、
個人的には他ジャンルからの流用ルアーは、あまり使いっていません。
トラウト用ルアーを盛り上げていきたいと思っているからです。
バス用のメタルバイブで釣れたブラウン
丸飲みすると逃しませんが、バラしが多くて今では使っていません。
■大きさとか
自分は、レンジバイブの45ESから80ESまで使いました。
すると、80ESはトラウトが追ってくるものの、なかなか食ってきませんでした。
自分の考えでは、ミノーよりも泳ぎのアピール力が強いため、
あまり大きなバイブレーションはヒットしにくい印象です。
45ESではヒットしやすい場面が結構ありましたが、
フックが小さくなる分、口が切れてバラしやすくなると思って避けています。
結果的に、55ESと70ESしか使わなくなりました。
上がレンジバイブ70ESで下が55ES
■釣れるカラーは?
色々なカラーを使いまくった結果、ミノーの効果とあまり変わらない印象です。
ですので、クリアーな水質では目立ち過ぎないカラーで、
濁っている時は派手なカラーという一般的な選択でよいのではないでしょうか。
ミノーと同じく、スレている印象があるポイントほど、
シルエットをはっきりさせないカラーがよいと思っています。
それでも、赤が入っている、もしくはアカキン系の使用頻度が多いです。
アカキンのホロでのヒット
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犀川釣行 3月最後の
2024.03.06.Wed.23:11
まだまだ春が遠い犀川。
今回もまた時間の隙間ができたので、雪が降っている殖産へ出撃。
本当は上流エリアへ行きたかったのですが、時間が取れませんでした。
活性が期待できる感じではないですが、それでも1本キャッチできるでしょうか?
以前よりも濁りがマシだった濁殖産エリアのコンディションは、以下の通り。
・気温 2度~3度
・水温 7度
・水位 ほぼ平常
・水質 弱い濁り
殖産に向かったのは午後の3時頃で、行く途中で今日は水質がマシだと思いました。
このところは生坂ダムの工事で、ダムより下流が濁る事が多くなっています。
入ったのは、渇水期から抜け出して強くなった流れで、やや長いランです。
まずは瀬頭から探ったものの、流石にまだ差していないと思いました。
季節はもう卒業式シーズンですが、長野県北部の春は遅いです。
まだまだ雪が降りますし、猫柳がキレイで思わず写真を撮りました。
最近の殖産はガラガラ状態が続いていて、そこだけは良い環境になっています。
そして、流れの開きにトリコロールGTを泳がせていると、グイッ!とヒット!
途中までブラウンだと思ったのは、11月に放流されたニジマスで45㎝ほど。
やり取り中に元気よくジャンプしたので、ブラウンだと思ってしまいました。
それでも、ちゃんと流れに入っていて、順調に回復していました。
この後は何もなく終了しましたが、噂になっているミノーを試してみました。
これはDUOから出ている鬼鱒シリーズの90Fで、昨年は110Fというのが出てました。
これはまるで、やたらに左右の動きが良くなったローリングしないリュウキのようです。
フローティングにつき使える場所は限られますが、ヒット情報がよく入ります。
ということで、短い出撃レポートはここまでで、皆さんに報告があります。
実は、体調面の理由から、しばらく釣りを休みます。
復活するまでどれくらいかかるか分かりませんが、ブログ記事は更新していきます。
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以前よりも濁りがマシだった濁殖産エリアのコンディションは、以下の通り。
・気温 2度~3度
・水温 7度
・水位 ほぼ平常
・水質 弱い濁り
殖産に向かったのは午後の3時頃で、行く途中で今日は水質がマシだと思いました。
このところは生坂ダムの工事で、ダムより下流が濁る事が多くなっています。
入ったのは、渇水期から抜け出して強くなった流れで、やや長いランです。
まずは瀬頭から探ったものの、流石にまだ差していないと思いました。
季節はもう卒業式シーズンですが、長野県北部の春は遅いです。
まだまだ雪が降りますし、猫柳がキレイで思わず写真を撮りました。
最近の殖産はガラガラ状態が続いていて、そこだけは良い環境になっています。
そして、流れの開きにトリコロールGTを泳がせていると、グイッ!とヒット!
途中までブラウンだと思ったのは、11月に放流されたニジマスで45㎝ほど。
やり取り中に元気よくジャンプしたので、ブラウンだと思ってしまいました。
それでも、ちゃんと流れに入っていて、順調に回復していました。
この後は何もなく終了しましたが、噂になっているミノーを試してみました。
これはDUOから出ている鬼鱒シリーズの90Fで、昨年は110Fというのが出てました。
これはまるで、やたらに左右の動きが良くなったローリングしないリュウキのようです。
フローティングにつき使える場所は限られますが、ヒット情報がよく入ります。
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